革財布の楽しみ方

革素材のキズやシワを楽しむ

今まで面ファスナー付きの財布で過ごしていた方が、突然目覚めて革財布の世界に入り込んでしまうという様な事もある程、革の世界は興味深く奥深い世界です。しかし、世界中に革財布は沢山流通しています。どの様な物を選ぶかについてはそれなりの知識や自分なりの基準を持たなくてはなりません。

良い製品はそれなりの値段がしますので、大概の方は1つの製品を選ぶために非常に吟味します。しかし、メンズ革財布の世界で好まれるのは手入れが重要な素材が多く、見た目も自然な風合いを生かしたものである事から、きれいに整えられた量産品とはまた違う品質の基準があります。 革についてあまりよく知らないで購入をされた方の中には、革素材のキズやシワに不満を持ってしまう事もあるようです。

でも、それが奥深い革製品の醍醐味であり、面白味であるという事は理解しておかなければなりません。

ブランドロゴの目立たない革財布が人気

ブランド物の財布の利点は、品質が保証される事、そのブランドのカラーがデザインに反映されて、同じブランドの他アイテムとの統一感がある事などが挙げられます。ビジネスの場などでは、高級なブランドの品物だとはっきり分かるような物だと嫌味に見えてしまう事があるので、特にビジネスシーンではブランドロゴの目立たないようなシンプルな品物が好まれます。

その為、日本のメンズ革財布の世界では、海外の高級ブランドではなく、日本の職人が作るシンプルで高品質な製品に人気が集まっています。これらの製品は、希少な素材や高い技術を持った職人の手がかかる品物ながら、海外の高級ブランド品と比べて安価である事が特徴です。

シンプルな製法の長財布が人気

男性は手荷物を持つという事が少ないので、メンズ革財布も従来ポケットに入れて運ばれる事が多いようです。形もコンパクトな二つ折り財布やウォレットタイプで、チェーンやロープでボトムス等と連結して、落下防止の処置がとられている大型の財布も人気があります。

しかし最近では、ビジネスやフォーマル用の、シンプルな製法の長財布に人気が高まっています。これらの財布をボトムスの後ろポケットに入れて運んでしまうと、折角の財布が型崩れしてしまったり防犯上危険だったりという難点もあります。 その様な場合は、財布をボディバックに入れて運ぶことが奨められます。

ボディバックなら手が塞がる事もありませんし、置き忘れるという事もありません。財布は貴重品ですが、持ち運ぶことが多く使用頻度も高いので、忘れ物や落し物の中では上位に上がる程自分の身から離れやすい持ち物と言えます。

ウォレットチェーンを使用したい場合

大きめのスマートフォンもポケットに入れて持ち歩くよりは、バッグに入れて持ち歩くことによって、落下防止につながります。

最近はウォレットチェーンの人気が落ちていますが、財布をつなぎとめる物が付いていると非常に便利なので、やはり捨てがたいアイテムと言えます。 ウォレットチェーンを使用したい場合は、細めで目立たず、金属の鎖の様な音のしないウォレットロープを活用してみると良いでしょう。ウォレットロープも革のコードを編み込んだ物だと、丈夫で見た目にもお洒落ですし、短めのウォレットロープを使用するとポケットに収まり目立ちません。

製造業者も大きなポイント

ンズ革財布を選ぶ基準として、製造業者も大きなポイントです。ブランドで選ぶとヨーロッパに有名ブランドが多いので偏りますが、品質やデザインもヨーロッパ製品には定評があります。 メンズ革財布のブランドで人気があるのは、エルメス、カルバン・クライン、ボッテガ・ヴェネタ、ポール・スミス、ルイ・ヴィトン、プラダ、グッチなどです。

並べるとイタリアやフランスなどのブランドが多い事が分かります。 女性物のイメージが強いコーチでもメンズ革財布が作られていますので、他の人と違う物を選びたい場合におすすめです。 ブランド物でも製造国はアジアという事はままありますが、ブランド物では無いアジア製品は壊れやすいと言うイメージがあります。しかしその反面、アルマジロなどのユニークな素材使いや素朴なイメージの製品が多いと言う面が魅力です。

外国の革財布を選ぶ際はサイズに注意

外国の製品を選ぶ際に気を付ける必要があるのはサイズです。日本の紙幣で一番大きい1万円札は、頻繁に持ち歩く欧米の紙幣と比べて比較的大きい部類に入ります。

外国製品でもコンチネンタルという物は、どの国の紙幣でも入ると言う意味なので、購入の際にはコンチネンタルサイズを選びましょう。 皮革製造業者はヨーロッパでも特にフルベジタブルタンニンなめしを守るイタリアに高い評価がありますが、メンズ革財布の生産国として定評があるのは日本と言われています。

インターネットなどで皮革製品の製造業者を調べてみると、非常に数が多く品質も申し分ない物が多いようです。メンズ革財布を製造する業者は、カバンも良い物が揃っていますので、合わせて持つという事もおすすめです。

フォーマルシーンにふさわしい革財布

ビジネスやフォーマルな場でのメンズ革財布は、シンプルで上品、かつ高級感があると手にする人の印象が良く見えます。特に、フォーマルのシーンでは服装や場の雰囲気に合わせて、財布にもデザインに考慮するべき点がいくつかあります。 第一に、暗めの落ち着いた色味である事が必要です。

ただ、漆黒であるべきと言う事は無く、ダークブラウンや濃いグリーン、特にチャコールグレーはスーツの色としても、どんな場所でも無難である事から非常に便利です。 また、男性の場合はバッグを持たないので、スーツの内ポケットに入れてもシルエットが崩れない程の薄さである事も重要です。 形が最も重要で、長財布である事、かぶせ蓋タイプである事が望ましいと言われています。この条件を満たしても、装飾の凝った物は相応しくないので、よりシンプルな物を選びましょう。

また、お葬式の場では革製品は殺生が連想されるので避けるべきとも言われますが、それほど気にする事はありません。

ビジネスシーンにふさわしい革財布

ビジネスの場に相応しいメンズ革財布と言えば、それなりの威厳のある物が適しています。こちらはフォーマル用程制約があるわけではなく、趣味の見せどころと言った意味合いもありますから、革の種類に凝ってみたり、編み込みタイプの様に手の込んだ造りの物を選んでみたりと幅があります。 ただし、ビジネス用もフォーマル用と同様、装飾の派手な物は向きません。あくまでもシンプルかつ、落ち着きがある物、また、ビジネス用の場合は実用性の高いラウンドファスナー型が大変好まれています。

ウェスタンのメンズ革財布

ウェスタンのメンズ革財布と言えば、ネイティブアメリカンからカウボーイの間で製作、使用されていた革細工であり、1つの文化として成り立っています。ウェスタンのレザー用品はシルバーアクセサリー文化と同じ流れを組み、ゴスファッションのアクセサリーにも通じています。 これらのレザー製品はライダーファッションとして愛されており、独特なデザインを持ちながら男性なら一度は憧れたことのある武骨な雰囲気を持っています。特徴としては美しいカービング模様、舌の形のベルトに古いコインなどで作られるコンチョ、ウォレットチェーンとそれにつながるドロップハンドルやキーホルダー等、財布だけでは無く、それに付随するアイテムにも特徴があります。

芸術性の優れた物が多いウェスタン革財布

ウェスタン革財布の象徴であるウォレットチェーンが、危険なイメージをもたらす事から避けられる傾向があります。デザインもドクロやドラゴンなどハードな物、模様の鮮やかな爬虫類の革など派手な物が多い事から、とっつきにくいイメージがあります。

しかし、このウェスタン革財布の世界には、根強い愛好家がいて中には自作する方も多くいらっしゃいます。美しいカービング模様には多くの方たちが魅せられ、特に武骨で近づきにくい模様が多かったカービングの世界に、繊細で壮麗な植物柄のシェリダンスタイルが現れてからは、多くの女性愛好家が増えました。 最近のメンズ革財布の流行とはまた別のウェスタン革財布ですが、芸術性の優れた物が多いので、深く知ればどこまでも追及する方が多いのが特徴です。

女性に人気のヤギ革財布のシャンティニケタン

シャンティニケタンは、アジアン雑貨店でよく見かける女性に人気のヤギ革細工です。カラフルな動植物の文様が特徴で、非常に可愛らしいので男性には馴染みが無いかもしれませんが、この革製品のことをよく知ると1つ手にしたくなるかもしれません。

シャンティニケタンは、ノーベル平和賞を受賞したインドの詩人タゴールが、日本に滞在中出会ったヤギ革細工の製法を自国に持ち帰ったのが始まりです。このヤギ革細工は、農閑期の農民の手仕事として広まり、現在ではインドの隣国バングラデシュからの難民の貴重な収入源ともなっています。

民芸調の趣がある革財布が人気

その製法はタンニンなめしに手作業の染色と型押し、細かい絵付けも手作りの筆で丁寧に行われます。また、最初はハリがあって固い印象がありますが、使い込むほどに馴染んで艶が出てきます。 ただ、ハードな使い方をすると壊れやすいと言うのも特徴ですが、直しながら大切に使うと言うのも、経年変化を好む革の愛好家の方には向いているのではないでしょうか。

シャンティニケタンは、その製造の手間を考えると信じられないほど安価で、長財布は2,000 円程で手に入ります。お子さんに、シャンティニケタンの財布をプレゼントして、革財布への興味を早い年齢から持たせると言うのも良いのではないでしょうか。

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